尾上祐一提供サウンドマガジン
世紀末の音宇宙
それでは、早速いってみましょか!
コンピューターに音楽を演奏させる人は結構いるけど、コンピューターに音楽を創らせる
人って少ないですよね。身近にそういうことする人もあまりいないですが、尾上は、
コンピューターに即興演奏させるアルゴリズムをプログラミングして演奏させてます。
今回ご紹介するのは、乱数発生アルゴリズムを応用したコンピュータミュージック。
僕のMACにシンセ音源を演奏させてます。この手のソフトは、マックではM、ウインドウ
ズではKOANといったものがありますが、演奏させているのは、尾上によるオリジナルソ
フトによるものです。詳しくはこちらをご覧ください。さらに、自分が何も演奏しないの
は退屈なので、短波ラジオをサンプリングしたものをリアルタイムで被せてます。
因みにこの演奏は、私が参加しているバンド・アンドロジーナのライブのオープニング
トラックに使用されました。
サリガマっていう流動メンバーによるインプロビゼーションサークルがあるんだけど、
それに参加してきたときの模様を収録。尾上胡弓と強烈な発振音や
周期的なノイズリズムをジェネレートする自作電子楽器「ノイズシ
ンセ」を持っていったんですが、このセッションでは、そのパルス系のサウンドによる
リズミックな使い方に重点を置いて見ました。
サンプル1では、ノイズシンセが前半ではスペーシーなサウンドを出し、それに辻さんが操る
鳥小屋MIDIソフトImproviserが絡んできます。後半では、私が楽器を尾上胡弓に持ち替え、辻
さんのサンプラーとともにエキセントリックなグルーブを出しています。狩俣さんのフルートや
全体のスペーシーな感じが、どことなく初期のタンジェリンドリームを思い浮かばせます。
サンプル2では、辻さんのサンプラーによるメロディにノイズシンセがリズムを
つけ、それにサックスとベースが絡んできます。所謂ロックやジャズといったフォーマット
から外れたフリーミュージックが展開されます。
サリガマは、ホームページも有るので興味ある人は行って見ては?。このページの下の方にある
LINKS!のところから行けます。
サリガマにおけるフリーセッション
Sample1 RealAudio ra 320k
Sample2 RealAudio ra 170k
Performed by Sarigama Oil Vending Orchestra
Member:
イゴール 辻:Casio Digital Horn,Sampler,Improviser(Onoue's Macintocsh Music Software)
狩俣 道夫:Soprano Sax,Flute
尾上 祐一:Noise Synthsizer,Onoue Co-Q(尾上胡弓)
酒井 泰斗:Fretless Bass
このホームページでは、集まるか全くをもって分かりませんが、ご覧になっている方からの
サウンドも募集しております。
貴方がやった、ちと変わった音楽パフォーマンスをテープ或は、サウンドファイルでお送り
頂ければ、その抜粋を本ホームページにて紹介させて頂きたいと思います。
先ずはこちらまでメール頂けると幸いです。また御意見御感想もこちらまで、
onoue@din.or.jp
一緒にインプロバイズして見ませんか。東京近郊にお住まいの方とならオフでお会いして
音の会話を楽しむ事も出来るかもしれません。私は、主にギター、尾上胡弓、ノイズジェネレータ
などがレパートリーです。興味お持ちのプレイヤーの方、メール頂けると幸いです。
onoue@din.or.jp
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尾上鳥小屋サウンド研究室
SARIGAMA's Oil Vending Orchestra